住みこなせる家
団地の平均の1戸あたりの面積は、約40〜60㎡であり、現在の居住水準と比較すると
狭い住宅と言えるでしょう。
自分が子供の頃は、自分の部屋も持てず不満を持っていました。
しかし、大人になり感じたことは「狭いからこそ、気遣いをしながら暮らし
家族の絆が深まる家」と言えるのではないかと思っています。
友人の話を聞いても同様です。
単に狭い家に住めば良いという話ではありませんが、今の住宅事情は
個人の事情に合わせた間取りが強調されがちですが、与えられた環境を
「住みこなす」ことが豊かに暮らす秘訣なのではないかと感じています。
そういった意味でも、団地の画一的な間取りは「住みこなす」という視点では
今の住宅市場の中では貴重な存在なのではないかと思います。
※UR都市機構ホームページより